一度望みから眩まされ人を恨んで囚われてただ蠢く蟇には活きる人々は大きすぎる嘗て見ることを捨て人から隠れて去篭りて土に埋もれる土竜には暮らせる人々は眩しすぎる宝印に救いを求めるも宝珠にすら導かれず檀陀に会うを待つのみ塵芥にもにた我が己が背を…

寝るも覚めるも面倒だ。空腹をいちいち満たすのも億劫だ。性欲に走るもきりがない。萎れていくのだ、欲望や欲求が。ただ、周りが現実逃避や姑息な行動で塗り固められていく。結局人生にコスパが認められないのだ。別に生きることを忌避するというわけでもな…

世の中は「市民の支持を得る」ことにより力を得る。普通選挙下において、「市民の支持を得る」ことで得票でき、為政者の椅子に座ることが可能である。独裁国家であっても、反体制勢力の口を封じることにより「市民の支持を得る」ことに成功している。世の科…

ある事象と別の事象とが関連をもって起こること。原因と結果の概念の始まりである。この概念が科学や技術を進歩させたのは間違いないが、同時に迷信や俗信、疑似科学を蔓延させてきたのも事実だと思われる。実のところ、原因と結果を聯合させるのは人間の情…