誇るべき我が人生

自分だけが自分の人生の当事者になれる。
他の誰一人に自分の事情を体験してもらえるわけもない。
罹る確率が1%もない病気でも、いざ罹った人からすれば100%だ。

似たような境遇の人に共感まではしてもらえても、自らの体験をしてもらえるわけではない。
他人に埋めてもらえるほど貴方の穴は浅いのか。
色恋で照らされるほど貴方の闇は聊かに過ぎないのか。


自分のことは自分しかわからない。
自分のことは自分で決めるしかない。
たとえ人が非難しようとも自らの路を進む以外は無く、然し乍らそれこそが自由というものではないだろうか。