一葉一葉の影

一度望みから眩まされ
人を恨んで囚われて
ただ蠢く蟇には
活きる人々は大きすぎる


嘗て見ることを捨て
人から隠れて去篭りて
土に埋もれる土竜には
暮らせる人々は眩しすぎる


宝印に救いを求めるも
宝珠にすら導かれず
檀陀に会うを待つのみ

塵芥にもにた我が
己が背を眺め
人の世に獄あることを知る