若者よ、大志を抱け

狂ってるなんて言われたところでなんだと言うのだ。
そんなこと大昔から知っている。

世の中全てが狂っているのと、自分一人が狂っているのと幾ばくかの差があるだろうか。
ガリレオ・ガリレイは科学的には正しいことを主張したにも関わらず異端とされたし、瀉血のような自殺行為が最先端医療とされてきた時代もあった。
未来からすれば現代の科学技術など滑稽きわまりないことであっても不思議ではない。

世の中などに流されてたまるものか。
抗うのが、背を向けるのか、それくらいの選択は可能だ。
世界に何を見出すかは人の勝手である。
他人の評価、特に、去りゆく世代の論拠を欠く主張…これ程無価値で不愉快なものは無い。