働いても働かなくても勝てましぇん…

朝目覚めることにこんなにも苦痛をおぼえるようになってきたなんて…
頭がかき乱されて止まらない
壊してしまった鏡はバラバラな私を写しただけ
溺れていくことに目をかたく閉ざしてしまえたのはどうして?
目を開けたくないのなら…今度息ができなくなるのは私の番

そうか、私はラベルのない空きビンに変わり果てたんだ
全てを、全ての痛みを妖精に売り渡して…
彼らは囁く
「出ておいでよ、一緒に遊ぼう」





楽しく和訳をしていて思ったこと…
鬱は簡単に言うと脳内麻薬の出が悪くなる状態という面を持つ。
それはある意味、薬物の離脱症状に似ている。
麻薬などの薬物であるか、脳内麻薬であるかの違いはあれ、快感をもたらす物質が脳内で不足してしまう点は一致している。
もちろん病気の程度にもよるが、気分障害を患っている人間は薬物を摂取したわけでもないのに離脱症状と戦うハメになっているわけだ…